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親がピアノを子どもに教えるのは良くない??

川口市内でピアノ教室を運営している鈴木です。
先日、保護者の方より、このような質問がありました。

「親子同士ということもあり遠慮なく叱ってしまう。
典子先生のところはどうやってご自身のお子さんを教育してますか?」

ピアノのレッスンに限らず勉強にしてもよく耳にすることですよね。

私は息子が4歳を迎えた頃から少しずつレッスンを始めました。

最初は毎日コツコツワークや教本を進めていたのですが、
半年ほどしてお仕事のレッスンが忙しくなってからは、
レッスンの合間にたまーにレッスンするというリズムになってしまいました。
こうなると不定期で練習も毎日ではないため、どんどん進むスピードが落ちてしまいました。
また、腕が上がるにつれて内容が難しくなるため、すぐには弾けなくなります。
生徒さんには余裕を持って対応できるのに我が子には「何度やったらできるの」と
叱ってしまうことも増えました(>_<)
子供も、相手が親だと練習になまけが入ってしまうようです。
親子のレッスンというのは難しいものですね。

ですが、教えることが悪いとは思いません。
お子様がレッスンをしている時に横に座るだけでも良いと思います。
叱るのではなく見守るということに重点を置ければ、お子様の安心して
レッスンに励むことができるかと思います。

それでも隣にいるとつい、叱ってしまうという場合は、
指導は講師に任せ、自宅レッスンでは口を出さないという方が賢明かと思います。
大好きな音楽が嫌いにならないよう、気を付けたいところですね。

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発表会その2

発表会が近づき、「このペースで大丈夫かな?」と思う方には教室で練習時間をご提供しています。
自宅ではどうしてもテレビやお昼寝など…誘惑が多いですよね。
教室ではピアノを弾くしかないですので、みなさん1回でかなり上達して帰っていきます(*^_^*)
練習では別料金は一切かかりませんが、レッスンの合間の空き時間しかご提供できません。
全ての生徒さんに使っていただくのは時間の都合上難しいのですが、空き時間を見つけては「
練習しにおいで」と声をかけています。
先生も頑張ります。皆さんもあと少し、頑張りましょう!
保護者の皆様には、衣装の準備やお子様の体調管理など、普段よりも神経を使わせていることと思います。
この場をお借りして心よりお礼申し上げます。
いつも本当に献身的にレッスンにお付き合い頂き、誠にありがとうございます。
最高の発表会にできるよう、私もできる限りのバックアップをさせて頂きます。
どうぞ、よろしくお願い致します。

大山音楽教室のHPはこちら→http://ooyama-piano.com
発表会についてはこちら→http://ooyama-piano.com/room.php

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上達が遅い子供に、イライラしてしまう保護者の方へ

周りの子たちはどんどん上達していくのに、何をしても出遅れている我が子…。
上記のように、エンジンがかかるのは人それぞれです。
他のお友達と比べずに、お子様が「楽しい」と思う気持ちを大切にしてあげてください。

イライラして怒ってばかりの毎日だと、きっとお母様もお辛いことと思います。
ただ、怒ってしまうのは逆効果であることが多いと思います。
練習をしたいときの波というのが誰しもありますので、お子様の調子のよさそうなときに
「ちょっとピアノ聴かせてほしいな」などと声かけしてください。
そんなことを言っている私も、我が子には怒ってしまうのを直していかなければと、
これを書きながら反省です^_^;

レッスンをしないことに対して怒る・叱るのではなく、まずは深呼吸をしてお子さんを
見てあげて下さい。「どうしてレッスンをしたくないのか」ということ。
気持ちがのらない・レッスンをしたくない時には必ず背景に理由があります。
単純に今日はしたくない、ということなら、それは今日だけの話なので結果オーライなのです。
しかし長期的にレッスンをしたくないという場合は、何か理由があることが多いです。

学校での友達関係や、何かしら悩みがあったりすることもあるので、常にお子さんを
観察してあげることが、大切ですね。

 

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ピアノの向き、不向きはある?

最初はやる気満々だったのに中だるみ。よくある話です。
これはピアノや音楽に限らず、スポーツや勉強にもいえる話ですね。
皆さん、スランプとまでは言いませんが停滞期は誰にでもあります。
私も「今はのらないなぁ~」ということはよくあります。

6年生のよく練習してくる生徒さんから「今日は気分がのらないからお休みします」と
電話があったときに素直でいいなあと思いました(笑)
「はーい。ゆっくりしてね」と返事をし、翌週には元気にしっかり練習していらっしゃいました。
何事にも息抜きは必要ですね。

生まれながらの向き・不向きはありますか?という質問やご相談を時々伺います。
少し昔の話になりますが、私がまだ新米の講師だった頃に、毎回全然練習してこなくて
同じ音符やリズムを何回レッスンしても覚えられない生徒さんがいらっしゃいました。

いつも同じことの繰り返しやリトミックや歌などでなかなかピアノを進めることができず、
「この子はむいていないのかも。お月謝をいただくのが申し訳ない」
と思ったことがありました。
しかしお母様から「先生と歌うのが楽しいらしいからいいんです!」と言っていただき、
レッスンを続けてきました。
それから2年ほどしたある時、いきなり練習量が増えて、ピアノがぐんぐん進むようになりました。
6年生になるその男の子は、今では学年の中でもトップを進む腕前です。
生まれながらの向き・不向きはあるかもしれないけれど、やれば誰にでもできるし、不向きだ
という判断は非常に難しいと思います。

やる気スイッチがどこで入るかなんていうのは、その子にしかわかりません。
将来、何になりたいか、という点でも小さい頃に思っていた職業に本当につける方というのは
ごく稀だと思います。何かのチャンス、出会い、きっかけで方向は変わります。
講師として私ができることは、どんなお子さんに対しても絶対に諦めないということです。
保護者の方に対しては、どうぞ、温かい目で見守って欲しいと思います。

 

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