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今まで通ってくれてありがとう。前編

こんにちは。川口ピアノ教室の大山音楽教室・鈴木です(^^)

今日は今年1月まで通ってくれたI君のことを書かせてください。

I君は、3歳のときからレッスンにきてくれました。

始めたばかりの頃は練習なんてぜーんぜんしないでいらしていました。

レッスンでは、ドレミを覚えるのに2年くらいかかった気がします。いつも、私と一緒にうたったり少しピアノを弾いたりお絵かきしたり。

ピアノが全く弾けないままいらしてもらってお月謝をいただくのは申し訳ない。と、お母様に言ったことがあります。

お母様は「Iは、先生に会うのが楽しみだから、いいんです」と言ってくださいました。

後から入会した女の子たちがどんどん弾けるようになる中、I君はまだまだドレミを覚えていません。

それでも、毎週元気に来てくれました。

よし!I君、練習した日にちのぶんだけ、キラキラシールをはろう!先生、I君の大好きなシール買ってくるから!と、シールで練習させる作戦。が、見事大成功!

I君は毎日のように練習してくるようになりました。私はというと、お店でシールを大量買いする日々。毎週のようにシールを買っていました。

それからI君が急激に成長しました。とっくに抜かされていた女の子たちのスピードにどんどん追いつき、ぐんぐん追い抜かし、学年で一番の腕前に!!

そして迎えた5年生の発表会。素晴らしい演奏をしました!

発表会のあと、あの男の子の演奏はひいでていた!あの男の子は素晴らしかった!と、沢山の沢山の声をいただきました。

ピアノを始めて約10年。Iくんの才能開花でした。

つづく。